2011年8月15日月曜日

脳解剖

1. 脳の構造

・脳・・・大脳 小脳 脳幹 からなる
・脳幹・・・中脳 橋 延髄 からなる
※間脳を含む場合もある


2. 大脳

重さ:男性 1350g 女性 1250g

2-1. 構造

・大脳は溝によって区分される
・大脳縦裂:右脳と左脳を区別
・中心溝:前頭葉と後頭葉 を区分
・頭頂後頭葉:頭頂葉と側頭葉と区分

外側葉:側頭葉を区分

※上側:大脳縦裂により区分
※外側:前頭葉・頭頂葉・側頭葉・後頭葉
※底面:橋・延髄
※断面:大脳皮質(灰白質)

・大脳皮質(灰白質)…神経細胞の細胞体の集合 厚さ:2~5mm
・大脳髄質(白質)…神経繊維が走行
・辺縁系  脳梁…白質から成り左右半球を連結
・大脳基底核…レンズ核・尾状核・扁桃体・海馬


2-2. 働き

高度な知能活動から本能的活動までさまざま

3. 小脳

重さ:135g(男性) 125g(女性)

3-1. 構造

脳幹(橋と延髄)の背側に乗っており、小脳テントで大脳と区分されている
※小脳と大脳を分ける硬膜のこと

3-2. 働き

運動の調整、身体の平衡感覚
※大脳が主に運動を制御し、小脳が調整している。小脳が障害されると、腕が震える、歩行時の身体傾斜、眼震などが起こる


4. 脳幹

4-1. 構造

・大脳半球と脊髄の間に存在
・上から 間脳・中脳・橋・延髄
・間脳は 視床と視床下部に分かれ、下垂体がぶらさがっている
※視交叉あたりにある

4-2. 働き

吸収・体温・心拍など基本的生命活動の中枢
※下垂体が腫れると視交叉が障害され、視野障害が起こる

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